注文住宅を建設する時、下請け業者に依頼することが多いです。工務店に依頼した場合でも、工務店のスタッフが大工道具を持って住宅を建築するような事はまずありません。ではどのようにして住宅が出来上がるかと言えば、その注文住宅を作るにあたり工務店が下請け会社に依頼をするわけです。注文住宅のほとんどは、下請け会社が建築していると言って良いでしょう。
外壁塗装もそうであり、またキッチンやユニットバスを搬入している会社もやはり工務店とは関係ありません。そうすると工務店の役割と言うのは、あくまで住宅建築の入り口付近を担っているのであり、それ以上の役割はないといえます。注文住宅の建築で下請け会社に依頼する場合には、中間マージンが発生していることを理解しておくと言うかもしれません。中間マージンと言うのは、下請け業者が間に入ることにより支払う金額です。
この中間マージンがどれぐらいの金額になっているかは、明確ではありませんがおよそ住宅建築費用の2%程度と言われています。1%であれば、それほど多いものではありません。ただ、住宅そのものが20、000、000円位するならば、400、000円位は中間マージンとして支払われている計算です。比較的2%と言うのは少ない見積もりであり、実際には5%位支払っているケースもあります。
そうすると20、000、000円の住宅ならば、1、000、000円位の支払いになることが理解できます。このように考えれば、できるだけ下請け会社に依頼しない所にお願いをした方が良いかもしれません。