注文住宅は建て主が細かな部分まで自由に設計できますので、その分こだわりを反映できて満足のいく仕上がりになります。雑誌で見たようなモダンな家づくりができるのも注文住宅ならではのメリットであり、理想的な家を作るための手段として広く認知されています。メリットがとても多いのですが、一から作っていくために実際に住んでいる姿を想像しにくいという面もあり、住み始めてみたら想像していたよりも小さな問題があると感じるケースも多いようです。日々の暮らしを考えて決めればこのような事態も防げますが、頭の中だけでシミュレーションをするのは意外と難しいものです。

建売住宅の多くは既に建物が完成しています。そして、内見をしてから決めることができますので、イメージをしにくいという問題もありません。その場に立ってみて、日々の暮らしを想像しながらどのような使い方をすることになるのかを考えることができ、想像と現実とのギャップも生まれにくいタイプです。そのため、建売住宅を購入した人たちは、こだわりを取り入れることは難しくても、意外とスムーズに新生活になじめます。

なじみやすいのは建売住宅ではありますが、最近では注文住宅でもパソコン等で様々なシミュレーションができるようになっていて、家具等も画面上で設置して雰囲気を確かめることが可能です。また、生活動線を考えた造りにするための工夫も施されていますので、話し合いでは映像として見せてもらうのがお勧めです。

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